唐突にバリ島旅行の続きを書く。
他にも色々お出かけ記録や日々の日記を書いていたらいつのまにかこんな時期になっていた。
夏の思い出が薄れて寒くなってきたので、なんとなく暑さが恋しくなってしまったのもある。
3日目
朝のテラス時間
8時ごろに目覚めて、テラスでぼーっと南国の空気を味わう。日本の夏だと蝉がミンミン鳴いてるけど、こちらは鳥の高い鳴き声が聞こえてくるから爽やかなんだよね。あと階下にすぐプールがあるから水音も心地よい。
セガラでの朝食
この日はセガラの併設レストランのカランへ。明るい色の木材がふんだんに使われていてモダンな店内。洗練されていて素敵だった〜〜。リンバもアヤナも朝食会場に行ったけど、こちらが1番お洒落な内装だと思う。
朝食も相変わらずたくさんあってほくほく。
日本料理の装飾が、ザ・外国人が考える日本!という装いでわかりやすくなんか面白い。
こういう高級ホテルに泊まるとせっかくだからという理由でパンをたくさん取ってしまう。ご飯や日本風のカレーもあったけど完全にパンに振り切った。それにしても甘いものに偏りすぎている。糖分は美味しい。
ニコニコしていた若い店員さんと思わず話が盛り上がり、一緒に写真を撮ってもらった。軽くてうすーい会話でも話ができるの嬉しいね。それもまた旅の醍醐味。綺麗なお庭を見ながら美味しい朝食を食べて幸せだったな〜アヤナリゾートでの朝食は本当に贅沢な気持ちになるし満たされる。
プールの時間
一階と屋上にプールがあり、それぞれでたっぷり泳いで満喫した。一階はレストランに直接繋がっているから家族連れが多く賑わっていたけど、屋上は少なめの人数で落ち着いていた。それにしてもあっつい。日差しが眩しくて夏だね!
足を入れたけどブレている...
街へ繰り出して
午後から街へ繰り出した。まずは目をつけていたインスタ映えしそうなKYNDカフェに行く。店内はピンクめいていて日本人観光客がどこよりも多かった。確かに写真に撮ると可愛いもんね〜。こちらはアサイーボウルを頼んだら好きな文字に切り抜いたフルーツ?を入れてくれるので皆さま入れていた。例に漏れず自分たちも頼み、定番の"BALI"を入れてもらう。観光地価格だけど味もしっかり美味しくて満足度高めの仕上がりでした。
お腹いっぱいになり、店を出て街をぶらついて路地に入ると、急に複数の野良犬に囲まれてワンワン鳴かれ、半泣きになりながら引き返した。小さい頃、野良犬に鳴かれて追いかけられて噛まれたトラウマがあるから、この旅の中で一番恐ろしかった...。夫は笑っていたけど、怖いんだよ!その後外国人カップルはにこやかに通って行ったけど!
ばっくんばっくんした心臓をなんとか持ち直し、途中で可愛いお店に入ってTシャツを買ったり、ジェラートを食べたりして、しっかり街歩きを楽しんだ。ジェラート屋さんではどの味も試食できるから、安心して選べたし美味しかったな〜。2階の窓の無い席で、目抜通りを眺めながら食べたのがなんともよかった。
街の喧騒を味わいながら溶けかけのジェラートを頬張る。ずーっとクラクション音が聞こえていた。
スパに向かう
ゆっくりした後、19時からスパを予約していたので向かう。行きすがら、月がまんまるで綺麗なのを見て、地球のどこから見ても月は美しいんだな、とぼんやり思っていたら、行き止まりのルートを歩いていたことに気づく。しかも舗装された道じゃなくて、道端で野焼きしていたり、道の横の草地エリアから牛が呑気に歩いてきていたり、なんだこの道は!と慄いた。賑わっているシティなのに、路地に入るとこんなのんびりした道になるからすごい。田舎と都会が隣り合わせにある。
スパはホットストーン付きのコースで大変気持ちよかった。そして安定の寝落ち。バリ島ではスパ終わりに毎回ジンジャーティーを提供してくれる。それが緩んだ身体に染み渡ってなんとも美味しい。
通りがてらのワルンでご飯
スパで緩みきった後にはワルンに行って、またまたソトアヤムを食べた。駆け込みで行ったけど店内はおしゃれだし店員さんがフレンドリーでなかなかよかった。旅館の食事によくある、固形燃料で温めるスタイルの鍋で提供されたのも面白かった。ただ店内がタバコ臭かったよう。タバコがまだまだ浸透している社会。
初めてのビーチクラブ
食後は夫が行きたがっていたビーチクラブのポテトヘッドへ。ビーチクラブとはなんぞやと疑問だったが、海の家の豪華バージョンといったところか?こんなところ行く機会がないからと見物で行ったけど、何も頼まずともjust lookingで快く迎えてくれた。ワンドリンクとか厳しく言われるのかと思ったから拍子抜けだ。行ってみなきゃわからないね〜。
もうこのへんでいい時間だったのでホテルに戻ろうと話していたが、お土産を買いたい!と私がゴリ押して、途中で24時間営業のスーパーに寄った。しかし、あらかじめ買おうと決めていたお土産が売られていない。このスーパー独自のブランド商品がずらりと並んでいて(めちゃくちゃ安い)、周りでは真夜中なのにインド系ファミリーたちが声を荒らげながらわっせわっせと買い込んでいる。我々もせっかくきたんだし...と慰めのような量のお菓子を買っておいた。買った頃には24時を回っていたので、今度こそまっすぐホテルに戻った。疲れた。
4日目
アヤナでの朝食
流石に前日の疲れが残っていたので、朝はギリギリに起きて慌ただしくアヤナの朝食会場パディへ。リンバとセガラのどちらも行ったけど、アヤナが一番混み合っていた。ここでは初めてオムレツを作ってもらった!好きな具材を指定して、その場で作ったものを提供してくれるから、とても美味しい。作ってくれるシェフが人懐っこくて話しかけてくるから、なんだかほっこり。
初めてのテラス席で食べたけど、暑すぎず程よい気候で気持ちよく食べられたのもよかった。朝食大好きだ。
温水プールとパターゴルフ
朝食を食べた後は急いでチェックアウトをした。事前に確認したところ、チェックアウトをした後でもウェルネス施設は宿泊者同様に使えるみたいなので、最終日はウェルネス施設をしっかり堪能することに決めていた。本当は朝ヨガをしたかったけど起きられず朝ヨガは断念。しかし、タラソテラピーという温水プールでの体験が無料で付いてきたのでせっかくだからと体験しに行く。実はここ、前に訪れた時も体験したが、その時にはとても空いていた。しかし今回は所狭しと賑わっていたので、人気になってる...!と感動してしまった。リピートで来るとこういう変化を味わえる。
施設では、水着を着て、でかい温水プールを一周する。その中では、流れに逆らって泳ぐコースやジャグジーを浴びでのんびりするコース等に分かれており、一周すると結構疲れる。我々も一周した後には心地よい疲れが残って、思わず昼寝をしたくなった。
休憩スペースでジンジャーティーを飲みながら微睡んだ後は、念願のパターゴルフをやらなければならないので、申し込む。前回、ホテルの中にあるパターゴルフ場を見てから、絶対にやろうと決めていた。私はゴルフをやったことはないけど、パターゴルフなら初心者でも安心して楽しめるし、アヤナ内のゴルフコースが開放感と南国感満載で魅力的だし、とても楽しみにしていたんだ。
ホテルの廊下を歩くと横目に見えるゴルフコース。
ちなみに申し込んだのは我々の他に1組しかいなかった。暑いので皆んなプールに行ってるんだね...。同時に始まるのもな、ということでもう1組と話していたら、先を譲ってくれ、いざスタート。
た、楽しい、、、!開放的な空間でクラブをフルスイングするのが気持ち良すぎた。海風が吹いてきてコントロールするのは難しいけど、暑い日差しには心地よい。
初めはこんな広々としたコースだけど
くねくねしたコースになるのも面白い。
パターゴルフは今回の旅で一番楽しかった!夫にはボロ負けしたけどね。上達したくなったし、人々がゴルフにはまる理由が少しわかった気がする。開放的な芝生エリアでのびのびと鉄の棒をフルスイングする気持ちよさよ。
お土産探しからのワルンでラストご飯
パターゴルフをギリギリまで楽しんだ後、本命のお土産探しのためにビンタンマーケットへ行く。余談だが、バリ島のリゾートホテルはジンバランエリアに集中していて、クタやスミニャックといったシティエリアから離れているので、移動が大変だった。しかもよく道が渋滞しているので遅れるのはザラにある。この日は渋滞には巻き込まれず、ビンタンマーケットに着いて、たっぷり2時間ほどお土産を物色した。ソトアヤムの素やインスタントラーメンなど帰って作ろう〜と思えるものがたくさんあった。
2枚目は買ったものたち。
ココナッツチップスは試食で美味しかったから2種類の味を購入。プロテインバーはmade in Baliだったのでお土産用に。こうして見たらたくさん買ってるね〜。
しかしここでゆっくり吟味しすぎたことにより時間が危ない。既に空港に到着していなければいけない時間の30分前だし、ここからタクシーで向かう時間や晩ご飯の時間も確保しなければならない。とにかく慌ててタクシーに乗り、晩ご飯のためにワルンへ向かう。夫が行きたがっていた、バビグリンが有名なワルンとのこと。
私は色々なお惣菜がのっているナシチャンプルを頼み、大急ぎでかきこんだ。美味しいけど辛い。しかし急がねば。10分ほどですませお会計をしてお店を後にした。こんなローカルな店内にスーツケースをごろごろ引っ張って入ったから、相当邪魔だっただろうな。ごちそうさまでした!
帰りのフライト
またまた急いでタクシーに乗り、なんとか当初の予定時間に空港に到着することに成功。よかった〜〜〜。
帰りの便では行きほどワクワクしなかったので特筆すべきことはない。しいていえば、イミグレの前で発券したばかりのチケットを紛失したことに気づき、カウンターまで戻って再発券してもらったことくらいかな...。最後までドタバタしていた。
夜中のフライトなので機内では爆睡でした。日の出の時間に機内食が提供されたので、寝ぼけ眼でもそもそ食べた。
食後に微睡んでいたら、いつのまにか無事成田空港に到着していた✈️
お疲れ様でした!
色々と事前に調べて、行きたかった所には余すことなく行けた旅だった。あ〜ここ行けばよかった〜とか、これやればよかった〜とか、後悔していることが無い。
しかし、次はもっとゆっくり過ごしたいもんだ。